私たちは、新商品の選定や製作工程を取材するために、各地のお取引先様を訪問しています。今回は、愛媛県伊予郡にある、梅山窯と東窯の2つの窯を訪問。「砥部焼」という共通点がありながらも、それぞれに際立つ個性を実感する出張取材になりました。
梅山窯(ばいざんがま)
取材時にタイミングよく窯出しが行われ、間近で見学できました。規模が比較的大きな窯で、数十人の職人さんがエネルギッシュに働いています。絵付け作業も流れるように進み、その手際の良さが印象に残っています。
東窯(ひがしがま)
窯主だった夫の急逝により、フィリピン出身の妻・大東アリンさんが引き継いでいます。砥部焼の職人から技術を学び、独自のアレンジで築き上げた作風は、和紙染めという技法を使い、水彩画のような絵付けが特徴です。
ご当地グルメ ─ 松山の鯛めし
松山ではおいしい日本食もいただきました。特に印象に残っているのは「鯛めし」です。土鍋で炊かれたお米と、地元で獲れた鯛が贅沢に使われ、淡泊でありながらもうまみはしっかりあり、優しい味でした。
「三津の渡し」の渡し舟
三津の渡しの利用がはじまったのは、室町時代の1469年からと言われています。そして、現在も松山市の三津地区と港山地区を結ぶ渡し船が運行されていて、日本の歴史を色濃く実感できるスポットでした。
道後温泉
今回は温泉に入りませんでしたが、外から建物を眺めるだけでも昔ながらの雰囲気を感じることができました。にぎやかな商店街の中にあり、浴衣を着ている方がたくさん出入りしていて、羨ましかったです。
text: レベッカ メナーシェ(エディトリアルグループ 編集者/ライター)